そこで、近年人気なのがハードウッドです。ハードウッドと呼ばれる木材は環境にもよりますが、30年ほどの耐用年数があります。

ハードウッドの一つであるウリンは東南アジア原産の広葉樹です。

原産地では海辺に生息しており、湿気と海水に強いという性質を持つため、

現地では水中家屋や、日本でも港の浮き桟橋などに使われいます。

またウリンに含まれるポリフェノールという成分は抗菌作用が強く、

バクテリアやシロアリの繁殖を抑えてくれる為、耐腐食性も大変強いです。

人工の防腐剤ではなく天然の成分なので、お子様の肌に触れても安心ですね。

つまりウリンは、生活に密着していながらも、

雨水やシロアリに触れる危険性のある屋外のデッキやフェンス材に

とても適していると言えます。

こちらのお庭ではウリンデッキの前にヴィンテージレンガを並べて

自然な雰囲気を味わえるデザインとなっています。

芝生の広場にもつながり、お子様が遊ぶのにとっても楽しいスペースです。

こちらのお庭ではデッキと合わせてフェンスにもウリン材を使用しています。

天然木は加工がしやすいので、このようなアールのデザインが描けるところも魅力ですね。

道路からの目隠しをしながらも自然をふんだんに感じることができ、

和やかな時間が過ごせるお庭です。

ウリン材は時間が経つと、味のあるシルバーグレー色に変化していきます。

また、ウリンは時間をかけて育つ為、密度が高く反りやささくれが生じにくい材料です。