ゴロゴロとした大きめの石や砂漠を思わせるような砂利等と、
インパクトのある植物で作るドライガーデン。
そんなドライガーデンに合わせる植物は、乾燥に強く成長がゆっくりで、管理のしやすいものも多いです。
今回はその中から3つの植物を紹介します。
一つ目はアガベです。
観葉植物としても人気で、南アメリカ地方原産の暖かい場所を好む植物ですが、氷点下にならなければ日本の屋外でも育てることができます。
固くて大きな葉っぱとがしっとしたフォルムに引き付けられます。
続いてはニューサイランです。
こちらはニュージーランド原産の植物で乾燥に強く、種類によっては耐寒性もあります。
しゅーっとした葉は、少し涼やかな印象を与えてくれます。
高さがあるのでお庭に立体感が生まれます。
葉の種類は赤や濃い緑もあり、お庭やお家のテイストに合わせて選ぶことができます。
固く鋭い葉は、アレンジメントのアクセントとしても活用できます。
ガーデニングで育てた植物を、花だけではなく葉も活用できるのは嬉しいですよね。
そして最後にコルジリネです。写真の左側の赤い葉のものです。
右側は最初にご紹介したアガベです。
こちらも緑や銅など色の種類が豊富ですが、お庭では赤いものをよく目にします。
成長に伴って茎が伸び、葉の中心が高くなるため放射状に葉が広がります。
大きく育ったものはかなり見ごたえがあります。
その広がり方や色から、エキゾチックな雰囲気を演出することができます。
そんな乾燥に強い植物たちですが、組み合わせ方によっては、ドライガーデンだけではなく、たくさんの植物の中に植えても魅力的です。
最後の写真2枚はどちらも赤葉のコルジリネですが、ドライガーデンではなく、色とりどりの植物と一緒に花壇に植えられています。
葉の形が印象的なのでアクセントになり、花壇の中にもまとまりが感じられますね。
広い花壇に一年草や地被類が多いと美しく、成長する植物の変化を楽しむことができますが、その分手入れも必要ですので、一部にこういったメンテナンスをあまり必要としない植物を植えるのも効果的です。
ただ、水のやり方や温度には注意が必要です。
パレットガーデンでは、お庭やお客様のライフスタイルに合わせた植栽提案も行っております。
お庭のすみずみまでのご提案と、充実したグリーンライフをご期待ください。